テラス囲いとサンルームの違い
大きな違いは施工日数とコスト面
一般的にはサンルームという名前の方が馴染みのある言葉だと思います。テラス囲いとは何だ?と思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。見た目も、テラス囲いとサンルームには明確な差がある訳ではありません。
当店では、テラス囲いとサンルームの違いについては、施工にかかる日数と施工にかかるコストでおおまかに区別をしています。
テラス囲い
「テラス屋根」に、ガラスが入ったアルミ製のサッシなどを装備することで、簡易的な雨風よけを目的としたタイプ。
施工日数:1~2日程度
施工コスト:30万円~80万円程
サンルーム
居室として使えるように基礎づくりからしっかり行い、気密性・水密性に優れた構造になっています。家具をおいて第二のリビングとして利用したり、お客様をおもてなしする応接間として利用したりもできます。
施工日数:3~7日程度
施工コスト:100万円~300万円程
それぞれのメリット・デメリット
テラス囲い・サンルームのそれぞれの特徴
テラス囲い
メリット
- サンルームと比べ施工日数が少ない
- コストが低い
デメリット
- サンルームに比べるとシンプルでデザイン性は低い
- 気密性や水密性はサンルームに比べ劣る
サンルーム
メリット
- テラス囲いに比べデザイン性が高く、高級感のある仕上がり
- 居室のように使うことができる
デメリット
- テラス囲いに比べると施工日数がかかる
- コストがかかる
ポリカーボネート材(屋根材)の選びのポイント
3つのグレードから各機能に応じて選ぶ
テラス屋根用のポリカーボネート材には、機能別に3つのグレードがあります。
種類 | 素材イメージ | 機能 | コスト |
一般ポリカーボネート | ・紫外線カット | 低 | |
熱線吸収ポリカーボネート | ・紫外線カット ・熱くなりにくい | 中 | |
熱線吸収ポリカーボネート (防汚機能付き) | ・紫外線カット ・熱くなりにくい ・汚れにくい | 高 |
①一般ポリカーボネート
標準的なタイプ、ポリカーボネートは有害な紫外線をカットし、ガラスの約200倍の強度を持ちます。
②熱線吸収ポリカーボネート
一般タイプに比べ、熱を効果的にカットする熱線吸収タイプです。テラス囲い・サンルーム内は夏などは特に暑くなりがちなので、温度の上昇を軽減することで、室内に熱をこもりにくくします。
③熱線吸収ポリカーボネート(防汚機能付き)
熱線吸収効果に、自然の力で美しさを保つ防汚機能が付いたタイプ。屋根が半透明なので汚れがつくと結構目立ちます。美観を保つにはおススメです。
屋根形状選びのポイント
アール型とフラット型があります
アール型の特徴
ゆるやかなカーブで、どんな住宅デザインにもフィットします。
フラット型の特徴
見た目がすっきりと仕上がり、シンプルなので、モダンな住宅にも調和します。
サンルームはほとんどの商品がフラット型の屋根です。